おお さか から き さし もの
大阪唐木指物


【沿革・特徴】

 唐木とは、紫檀、黒檀、花梨、鉄刀木等、東南アジアを主産地とする木材のことをいいます。
 桃山時代のころから原木が盛んに輸入され、その後、茶道、華道、香道の発展とともに、その堅牢さと独特の
色調から茶棚、香炉台、座敷机などの様々な道具が作られ、江戸時代に入るとしゃれた調度品や身の回りを飾る
細工物として唐木は多くの人々に愛されるようになりました。  

 大阪では江戸時代に横堀川周辺に唐木を扱う商人や職人が集まり一大産地が形成され、現在につながる手づく
りの技法が確立されたと考えられています。

 釘やネジを1本も使わずに各種組手で組み立て、表面に漆をふきこんで仕上げた大阪唐木指物は伝統的な家具
等の他、文箱や花台等、手軽で新たな新製品を産み、多くの人々に親しまれています。

【指定年月日】
昭和521014